手術室から地域まで、
周術期医療の要となる。
山形大学医学部麻酔科学講座は、山形大学医学部附属病院の手術麻酔・集中治療・ペインクリニック・緩和ケアを担うとともに、県内外の関連病院と連携し、山形県の周術期医療全体を支えています。
教育面では、医学生・初期研修医・専攻医の各段階に応じた系統的な指導体制を整え、週3回の朝カンファレンス・レクチャーを通じて、臨床と研究の両面から次世代の麻酔科医を育成しています。
研究面では、医療AI研究拠点と連携した「麻酔科×AI×ロボット」の研究をはじめ、呼吸管理・モニタリング・周術期ビッグデータ解析など、臨床に直結するテーマに取り組んでいます。
心臓血管外科・小児外科・脳神経外科を含む全診療科の手術麻酔を担当しています。術前評価から術中管理、術後鎮痛まで、一貫した周術期管理を提供します。年間の管理症例は大学病院として豊富で、専門医取得に十分な症例を経験できます。
1983年の開設以来、2014年からは「高度集中治療センター」として ICU 6床・HCU 14床の計20床を運用しています。意識障害・呼吸不全・循環不全・重症感染症・大手術後・多発外傷まで、全年齢の重症患者を受け入れます。ICUでは心臓・大血管手術後の患者さんが約75%を占め、心停止蘇生後の治療的低体温療法も麻酔科が主治医として担当しています。
集中治療を担当する麻酔科医4名に、専属の循環器内科医・心臓血管外科医が各1名加わる多職種チームで、主治医制のもと連携して治療にあたります。夜間・休日当直の3分の2以上を後期研修プログラムを修了した麻酔科医が担当しています。
がんの痛み、外傷、肩・腕・腰・下肢の骨/筋肉疾患、帯状疱疹、閉塞性動脈疾患による潰瘍痛など、幅広い痛みを対象としています。一般的な鎮痛薬から医療用麻薬、神経ブロックまでを組み合わせ、痛みの強さに応じて患者さん自身が内服量を調節する「山形大学方式」により、入院せずに仕事や家事を続けながら治療を受けられる体制を整えています。
受診を希望される方へ — 外来受付時間(全科 8:30〜11:00)、外来担当医表、アクセスなど受診に関する情報は、附属病院の公式ページに掲載されています。
すべて勤務時間に配慮した朝の時間帯に行っています。
| Mon | 7:45 – | ARC(Advance Research Conference) 研究の進捗報告と討論。大学院生・若手の研究テーマを医局全体でブラッシュアップします。 |
|---|---|---|
| Wed | 7:45 – | ACL(Advance Clinical Lecture) 臨床トピックのレクチャー。専門医試験にも直結する系統講義です。 |
| Fri | 7:45 – | 抄読会 最新の英文文献を持ち回りで紹介。批判的吟味の力を養います。 |
地域の医療者とともに学ぶ研究会を継続的に開催しています。
当院で全身麻酔を受けられる患者さんとご家族へ。麻酔の説明動画・説明書・呼吸訓練器具の使い方をご案内しています。